自分のツイートを何度も見返す。そのために9年間、Twitter を使ってきた
気がつけばTwitter にアカウントを作ってから9年が経とうとしている。
私はmixi もFacebook もTumblr もInstagram も開発者用のアカウントしか持っておらず、何かを投稿したことが殆ど無い。
しかしTwitter には現時点で40,000 近くのツイートが投稿されている。
一体これは何だ。何でTwitter だけ、40,000 も投稿しているのか。
まあタイムラインには、100,000〜200,000 以上のツイートを重ねている人間が沢山いるけども。
それにしても私が、Twitter だけ40,000 も投稿するに至ったモチベーションは何なんだろうか。
そんな感じで、ふと興味が湧いたので、赤裸々にログを残しておきたい。今の私にとってTwitter とは何であり、いつまで使い続けるのだろうか。
目次
各機能の利用状況
最初に、Twitter が持つ主な機能の利用状況をまとめておく。数年後に変わっていたら、面白いなと思う。
タイムライン
タイムラインは、あまり見ていない。意識して追うことが少ない。電車の中では本を読んでいるか、RSS とかを見ていることが最も多い。仕事中にTwitter を開くことは、昼休憩も含めて殆ど無い。
仕事を終えて家に帰ってきた後に、何もする気が起きない時や何もしたくない、ただボケーッとしたいという時がある。そういう時は、流れるタイムラインを眺めている。テレビみたいな感じだ。私は自室にテレビを置いていないので、Twitter のタイムラインはテレビのようなもんである。
なので、夜にツイートしがちな人のツイートは、そこそこ目に入っている。逆に日中のツイートは目にすら入っていないことが多い。
ツイート
最近では平均して一日に1〜2回ぐらいだろうか。基本的に、日中にツイートしていることは少ない。殆どが夜、しかもけっこう深夜帯が多い。
土日は暇があると時々ツイート数が増える。一日通してツイートしているということは無く、瞬間的に5〜10ツイートしてる、とか。
あと最近はツイートの内容が割と固定されていて、カレーとか趣味に関わる内容が多い。
昔はもっと意味が無いこと(前述の内容に意味があるかも疑問だが)を沢山ツイートしていたように思う。
それこそ「起きた」みたいなツイートもあったはずだ。しかし起きたからと言って何なんだろうか。(そんなことを言ってはTwitter も終わりである。)
リツイート
あまりタイムラインを見ていないのだから、当然リツイートも少ない。
例外的に、前に書いたブログの記事が少しだけバズった。その時に色々な意見を貰って、Twitter 上で目についたやつを沢山リツイートした。記事の内容から、せっかく貰った意見を皆にも見て欲しいと思った。
それ以外にリツイートをすることは滅多にない。腹が痛くなるぐらい笑ったやつを、ごく稀にリツイートしている。
リプライ
同上。というか、リプライは相互フォローから貰ったら必ず返すが、自分からリプライを送るということは数年の間、殆ど覚えがない。
べつにリプライ欲しくないとか不要とは思っていないけど、単純にモチベーションが低い。これは後述するけど、私はTwitter をコミュニケーション主体のツールであると捉えていないからだ。
DM
これも同上。昔は「D する」って言ったよね。
Twitter で知り合って初めて待ち合わせとかする時に稀に使用される。
いいね
この記事を書いている時点で私のアカウントは911回いいね。これは9年で割ると3日に1回ぐらい、いいねボタンを押している計算になる。
肌感としては、一般的なユーザーに比べて少ないような気がする。
昔はこれを「ファボる」と言った。今は「いいね」に変わってしまったので、ファボると言っている人を見かけることが少ない。
覚えておこう、と思った言葉や情報を、いいねする感じ。当たり前だ。
フォロー
フォローに対する基本スタンスも、リプライと同じだ。基本的にフォローされるに任せており、誰かをフォローしに行くということが無い。
ちなみに、フォローされた時に何を見てフォローを返すかというと、まず一番に「そこそこツイートしている人かどうか」だ。
あんまりツイートしていない人をフォローする意味って何?と思ってしまうので。
しかし鍵アカウントだと、これができない。なので、アイコンとプロフィールを見てビビッときたらフォローを返すようにしている。何にビビッとくるのかは分からん。
リスト
私は一つだけリストを作っている。list1 という適当な命名で、かなり初期に作ったものだ。ここに入っているのは基本的に、よく会う人とか話す人。
ただし例外的に会ったことがない人も少数、入っている。よく話す(基本リプライ)とか、もしくは話していた時期がある、とかだと思う。
このリストはよくメンテナンスしているつもりで、たまに思い出したように内容を整理することがある。
また現時点で50 以上のリストに入れられているが、そのリストをフォローする・チェックするということは少ない。
モーメント
Twitter 歴の長い人にとっては最近になって追加されたに等しい新機能で、別名「Toggeter 殺し」である。しかし、その実は、少なくとも国内ユーザーはToggeter を愛用し続けており、モーメントとToggeter は競合していないように感じる。
私はというと、モーメントとToggeter の何が違うのかよく分かっていないタイプのToggeter ライトユーザーだったので、普通に公式機能であるモーメントを使っている。
現時点で二つのモーメントを更新し続けており、どちらもカレーに関する内容だ。
検索
Twitter が持つ機能の中で唯一、私が仕事中に使用する機能。
私はWEB 制作のプロデューサー・ディレクターをやっていることが多く、要するに市場調査・競合調査のような業務の一環で検索を使用する。もっとも、それを資料に落とすことは滅多にない。情報を探す前段階に使用する。
Twitter の検索は本当に凄い。検索機能が凄いのではなくて、得られる情報が凄い。気がつくと仕事中に検索に夢中になってしまう。
あと単純に、地震とかの情報を得るのにも役に立つ。
Twitter の中で最も有用な機能は間違いなく、この検索機能である。
使用クライアント
スマートフォンでは公式アプリ。デスクトップPC ではTweetDeck。
もう何年もこの状態で、特に何の不満もない。マルチアカウントでも無いので。
余談だけどTweetDeck のログイン画面には「Tweet like a pro.」と表示されており、「プロって何やねん」と、いつも思う。
行動パターン
利用状況でも触れたが、一日のうちにTwitter を開くのは、平均して3〜4回ぐらいかな、と実感している。
- 時間的な余裕があり、一人で昼食を取っている時
- たまに帰りの電車の中(行きの電車の中では基本的に開かない)
- 帰ってPC を起動した直後
- たまに寝る直前
という感じで、朝〜昼にTwitter を開いている機会は少なく、夜〜深夜にかけて増えていく。まあ社会人の殆どは似たような感じなのでは。
しかし、この「Twitter を開く時」と「ツイートする時」のタイミングは被らない。
ツイートする時は、パッと思い立ち、その場でツイートだけしてTwitter を閉じる。それは間違いない。
よって実際には、3〜4回より多くTwitter を開いていると思う。
そして私は、定期的に自分のツイートを見返す癖がある。
全く他人のツイートを追わないのに、自分のツイートは最低でも一週間に一回ぐらいは、まとめて見返す。これは必ず。
何故かというと、ある時点の自分が、何を考えて何を言っているのかを、明確に記憶しておきたいからだ。そして自分の考えが変わった、言っていることが変わったというタイミングを察知し、自覚したいのである。
Twitter を使い続ける理由
私がTwitter を使い続ける一番の理由は、ここにある。
今の自分が考えていること、感じていること等を、素早く簡単に記録することができる。そして、いつでも見返すことができる。
特にマイルストーンになりそうなものは「いいね」をつけて残しておくことができる。
そして稀に、他人が意見をくれる。
ブログを書くのは面倒だ。しかしマイクロブログであるTwitter なら、毎日でも続けることができる。
他のサービスに乗り換えることは基本的に考え辛い。だって、Twitter に40,000 ものログが既に溜まっているからだ。
そう考えた時、Twitter には一つ欠陥がある。一定の期間が経ったツイートは過去に流れてしまい、掘り起こすことが面倒になる。
そのために私は、こまめに自分のツイートを見返して、可能な限り覚えておくようにしているんだな、と書いていて気づいた。
私にとってTwitter とは、第一にソーシャルネットワークではない。第一にマイクロブログで、第二にソーシャルネットワークだ。
もちろん、Twitter では同じ趣味・志向を持つ仲間と繋がったりすることができる。それは、あくまで副次的な効果と捉えている。それ自体が目的なら、他のソーシャルネットワークサービスだって利用すれば、もっと効果が上がるはずだ。
Twitter だけ利用しているのは、そういうことなのだ。
腑に落ちたところで、今回のログは終わりにする。