人生相談に乗ってもらった:人生における仕事の割合、大切さ

以前の記事に引き続き、人生相談に乗ってもらった。

何故、人生相談を始めたかという背景は最初の記事にまとめてある。

 

今回も考えたことをログに残すため、まとめておく。

※この記事は2017年1月中に大半が書かれた。下書きのまま放置されていた。

 

目次

 

今回の相談相手について

学生の時に知り合って以降、唯一無二の親友であるB だ。

(一人しか友達がいないっていう意味ではない。)

 

ちょうど30歳になる男性で、いわゆる大手SIer で営業を続けている。

とても冷静で大体が優秀、かつ高身長でイケメンだ。私のドッペルゲンガーだろうか。

 

そしてB は、私とは全く逆の価値観を持っていて、それを貫き通している人間だ。

それ故、今でも三カ月に一度は飲みにいく関係が続いているのだろう。

 

「昔の君が今の君を見たら、何て言うだろうね?」

 「人生を相談したい」とメッセージを送ったら、「今夜はどうか」と返事が返ってきた。

前回もそうだったが、どうも皆「人生相談」と聞くと一刻も早く相談に乗らなければ、と思うものらしい。

 

都合よく使える個室居酒屋で焼酎を飲み続けたんだけど、最も覚えている話が、

 

「昔の君は何事もバランスが肝要だと言っていた。しかし今の君は仕事が100%だ。そんな今の君を昔の君が見たら、何て言うだろうね?」

 

といったくだりである。

おお、これは青春アニメのワンシーンのようだ、と思った。

そして私は、

 

「クソだせえって言うと思う。」

 

と、反射的に答えていた。

正直言って、昔の自分が今の自分をどう思うかなんて、それ自体は私にとってあまり興味がない話だ。

 

しかしB が何故そういう話を始めるのか、そこにはちゃんと彼の価値観に基づいた背景がある。

彼は私とは全く逆の価値観を持っていると前述したけど要するに、

  • 私の場合 → 仕事 90%:プライベートその他 10%
  • B の場合 → 仕事 20%:プライベートその他 80%

というわけで、今の私達は日々の生活において重きをおくものの割合が間逆なのである。

 

B にとって、仕事は飯を食うために必要なものでしかなく、全く大切ではないと割り切っている。

その他の80% のうち、大部分を占めるのが最近ようやく結婚した奥さんで、残りは家族・友達・趣味とか。

彼は本当に、そういう男なのだ。(私と結婚してくれ。)

それ故に彼が、

 

「そもそも制作だのビジネスだの言わずに、このタイミングで仕事以外のものに目を向けてみてはどうか?」

 

と言うと、私は大きな説得力を感じる。

 

私にしても「人生の90% を仕事に捧げるべき」とまでは考えてはいない。

今はそういう時期だと思って日々の生活を送っていただけだ。

しかし、「今は90%」と決めていたはずだった、その「今は」が、もう気づけば5年も6年も続いていないか?

この先どのタイミングで、その割合を下げるのだろうか。

今の私はそれを見失ってしまっている気がする。

 

昔からずっと「バンド」がしたいだけだった

 何杯この焼酎を飲み続けるんだよ、と思いながら、しかし延々と「山ねこ(芋・宮崎)」を頼む。

 

私とB は、学生時代から3~4年ぐらい、二人でバンドをしていた。

私自身は中学生時代から定期的にバンドをしていて、歌ったりギターを弾いたりするんだけど、バンドの楽しさというのは、そこではない。

歌ったりギターを弾くだけなら一人でもできる。

そうではなくて、異なる専門性を持った各々が、思い思いの楽器を持ち寄って、あーだこーだ言いながら一つの音楽を作り上げ、揃って演奏するところにバンドの楽しさがある。

 

カタルシス、とよく言う。

自分でコントロールできるもの、コントロールできないもの、それらが一瞬、一つにまとまって「バーン!」となって最高な感じ。

そして、そこに至るまでのプロセスと悲喜交交。

思い返せば、そういうものを自分はずっと求め続けてきた気がする。

 

私にはゴールはないがビジョンがあり、それは「最高の仲間達と、楽しく働き続けること」だ。

それってバンドと同じことだよね、ということに気がついた。

 

音楽をしたいという話ではないのだ。

音楽をしたいのであれば今頃、音楽ばかりやっていて、音楽を仕事にしていたと思う。

でも私にとって本当に面白かったのは音楽ではなくWEB 制作だから、ずっとそればかり続けてきた。

要するに私は「(音楽のバンドじゃなくて)WEB 制作のバンドがしたい」ということになった。

 

意味が分からないけれど、一つ結論が出たところで、今回は終わりにする。

B は最後、「またスタジオに行こう」と言っていた。

彼も結局、音楽がしたいわけではないんだと思う。